【みことばの黙想】『神様の偉大な計画』創世記45章１～15節

「神が私をあなたがたより先にお遣わしになったのは…」45:7ヨセフは兄弟たちに、自分が彼らによってエジプトに売られた弟であることを明かした(3,4節)。驚く兄弟たちにヨセフは、彼がエジプトに売られたことの背後に、神様の偉大な計画があったことを語った(5～8節)。神様の偉大な計画とは「大いなる救いによって、あなたがたを生き延びさせるため」(7節)。つまりイスラエルを、飢饉による民族根絶の危機から救うことであった(6,7節)。それはイスラエル民族だけではなく、全世界に及ぶことだった。神様の、アブラハムへの「地のすべての部族は、あなたによって祝福される」という約束は(12:3)、人としてはアブラハムの子孫としてお生まれになったイエス・キリストによって、実現する(ガラテヤ3:14)。この神様の大いなる救いの計画のために、ヨセフは先にエジプトに遣わされた。私たちに対しても、神様は大いなる計画を実行しておられる。家族の中で最初に救われた人もいる。教会が一つもない地域に置かれながら、イエス様を信じた人もいる。そしてクリスチャン人口の少ない、この日本で私たちは救われた。すべては神様のご計画であり、すべてのことに意味がある。だから何があっても、神様を信じ続けよう。主の思いは私たちの思いより、はるかに高いのだから(イザヤ55:9)。