【みことばの黙想】『みこころにかなう人々に』詩篇125篇1~5節

「主よ 善良な人々や心の直ぐな人々に いつくしみを施してください。」125:4
 今年も残すところ、二週間余りになった。世界が大きな変動期に入ったことを、ひしひしと感じる一年だったように思う。「悪の杖」が人々に伸ばされ(3節)、闇のわざがあらわになってきた。しかしそれは、主の光が強くなっている証拠と言える(イザヤ9:2)。主は信じる者たちを、山々のように取り囲み、悪から守ってくださっている(2,3節)。この世は、罪の支配するところであり、いたるところ不正がはびこっている。しかし私たちが、この世の悪に手を染めず、世の悪意から守られているのは、主が守ってくださっているからである。主に信頼して歩む者たちは、揺るがされることはない(1節)。
「主よ 善良な人々や心の直ぐな人々に いつくしみを施してください。」(4節)。この祈りは、イエス・キリストによって実現した。キリストとともにある者は義とされ、主の善良さを帯びた、みこころにかなう者とされる。神との平和を持つ者となった(ローマ5:1)。主がご降誕されたとき、天の大軍勢が「地の上で 平和が みこころにかなう人々にあるように」と賛美した(ルカ2:14)。この地の人々が、主との平和を持ちますように。

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