【みことばの黙想】『恐れるな』イザヤ書41章8~16節

「恐れるな。虫けらのヤコブ…わたしがあなたを助ける。」41:14
「恐れるな」と言われている聖書箇所は365箇所あるそうで、1日1回、言われている計算になる。私たちが恐れやすい存在だということを、神様はよく知っておられる。
イエス様が来られるまで、まことの神様を知っていたのはイスラエルだけであった。神様は、国々の中からイスラエルを選ばれ、ご自身の所有の民とされた(8節)。主の律法を守り、主に従って歩むように召されたイスラエルは、主の約束の地に入った。それが現在のイスラエルの領土である。「主の民」ということで、敵から迫害と攻撃を受け、今に至っている。決して強くない少人数国家のイスラエルが、世界から敵視され、外圧や迫害を受けながらも存在しているのは、神様が彼らとともにおられるからに他ならない(10~14節)。「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。わたしがあなたを助ける。」(14節)。弱く臆病なイスラエルは、神様によって敵を打ち破り、勝ち誇る(15,16節)。私たちは弱く、恐れやすい「虫けら」のようなものである。しかし主は、そのような私たちを、いのちをかけて贖ってくださり、闇に打ち勝つ者とされた。恐れさせるものを踏み砕く方が、私たちとともにおられる。だから恐れるな。主を喜び、主を誇ろう(16節)。

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