【みことばの黙想】『聖霊の注ぎ』へブル人への手紙1章1~14節

「あなたの神は、喜びの油で、あなたに油を注がれた。」1:9
 キリストとは、「油注がれた者」という意味である。旧約の時代、油注ぎを受けたのは、王と祭司、預言者だった。イエスという名は、「神は救い」という意味を持つ。それゆえ、イエス・キリストは、すべての人を救う王であり、祭司であり、預言者として治める方ということであり、その名を呼ぶだけで、救われるのである(ローマ10:13)。
油注ぎは、神の働きのための力と権威を受けることである。父なる神様は、イエス様に無限に喜びの油を注がれたが(9節)、その油は聖霊である。主は、父の無限の愛の御霊を受けられたのである(ヨハネ3:34,35)。御霊の注ぎにより、主は救いのみわざを成し遂げられ、天で栄光をお受けになった。そしてペンテコステの日に、主の栄光の御霊は、教会に注がれた。「聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。」(使徒1:8)。   
教会は聖霊の油注ぎを受けた。地の果てまで主の証人となるための、神の力で覆われたのである。主の喜びの油である聖霊が、教会に満ちている。この聖霊により、聖霊の導きに委ねて、主を明らかにしていくことを、教会は委任されている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

© 2001 Nishinomiya Evangelical Church All rights reserved.