【みことばの黙想】『主の神殿』列王記記 第一6章1~13節

「あなたがわたしの掟に歩み…わたしのすべての命令を守り…」6:12

かつて神様は、イスラエルが約束の地、カナンに入ったなら、ご自身の住まいを建てると約束されていた(レビ26:11)。その約束は、イスラエルがエジプトを出て480年目、ソロモンの治世に実現した(1節)。ダビデが主の御霊に示された仕様書に従って(Ⅰ歴代誌28:19)建設された神殿は、モーセの時代の幕屋の2倍の寸法だったが、構造は同じであった。神殿建設のただ中で、主はソロモンに、ご自身が永遠にイスラエルとともにおられることを約束された(13節)。ただし「もし、あなたがわたしの掟に歩み、わたしの定めを行い、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むなら」である(12節)。神殿の建物そのものよりも、主を王座にお迎えし、この方を中心として歩むことが重要だと語られた。幕屋によって主は、民がご自身に受け入れられ、近づき、礼拝者となっていくことを教えた。幕屋から神殿となっても、その本質は変わらない。今、キリストによって、信じる者が神殿である(Ⅰコリント3:16)。私はいつも、主を心の王座にお迎えしているだろうか?内に住まわれる主の御霊に従い、礼拝者として歩んでいるだろうか?主の御霊が川となって流れ出る神殿となりたいと願う(エゼキエル47:1~9)。

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