「主に向かって歌う者たちと….聖なる装いをして賛美する者たちとを任命した」20:21
ヨシャファテの治世に、モアブ人、アンモン人、セイル山の人々の連合軍が、大軍で、ユダ王国を攻めて来た(1,2節)。ヨシャファテはユダの全土に断食を呼びかけ、民は集まって来て、主を求めた(3,4節)。「ただ、あなたに目を注ぐのみです。」(12節)。主だけに拠り頼むとき、主は必ず答えてくださる。主の霊がヤハジエルに臨み、「これは神の戦いである」(15節)、「堅く立って、ともにおられる主の救いを見よ」(17節)と預言した。主は私たちの苦難を、ご自身のものとして受け留められ、立ち向かってくださる。私たちのすることは、ともにおられる主に目を注ぐことである。そして主の勝利をほめたたえることである。ヨシャファテとユダの民は、主が戦われ勝利されることを信頼し、主に大声をあげて賛美し、礼拝した(18,19節)。出陣のとき、武装した者たちの前に賛美する者たちを配置し、彼らが喜びの賛美の声をあげ始めると、主は伏兵を設けて敵を打ち負かされた(20~22節)。主を賛美するとき、主の喜びに満たされ、信仰は引き上げられる。敵は近づくことはできず、敗走していく。賛美は私たちにとって、霊的な武器なのだ。どんなときも主に目を注ぎ、賛美しよう。主は私たちの賛美を喜ばれる。