【みことばの黙想】『白い衣を着て』ヨハネの黙示録7章9~17節

「すべての国民、部族、民族、言語から…白い衣を身にまとい…」7:9

 地上のものはやがて消滅し、新しい天と地が訪れるときが来る。そのとき、すべての救われた人々は白い衣を着て主の御前に立ち、礼拝する(9~12節)。「この白い衣を身にまとった人たちはだれですか」(13節)。「この人たちは大きな患難を経てきた者たちで、その衣を洗い、子羊の血で白くしたのです」(15節)。世の終わりの大患難期に、信仰を貫き通して殉教した人々のことを言っている。私たち教会は、大患難期の前に天に挙げられていると思われるが、今の世にあっても、多くの困難に遭遇する。そのたびに、ともにおられる主に目を上げて切り抜けてきたし、これからもそうありたい。私たちは「その衣を洗い、子羊の血で白くした」主の民である。キリストとともに、すでに天にある(エペソ2:6)。この立場を恵みにより、信仰によって与えられた。私たちを贖うために、主がご自身のいのちをかけて罪と死に勝利されたからである。主の御前に立つ者は誰一人、自分の行いを誇ることはない。「救いは、御座についておられる私たちの神と、子羊にある」(10節)。やがて白い衣を身にまとい、御前で高らかに主の勝利を賛美する日が訪れる。主に希望の目を上げ、今日も勝利の主をほめたたえよう。

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