【みことばの黙想】 『みこころにかなうことを』ヨブ記31章1~40節

「私は自分の目と契約を結んだ。」31:1
 「私は自分の目と契約を結んだ」と語っているが(1節)、これは目を通して多くの誘惑が入ってくるので、その目と契約を結んで誘惑が体内に入らないようにした、という意味だそうである。われわれにとって罪を犯さないことが正しいことなのであろうか。神は人を創造されるとき、「われわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう」(創世記1:26)と言われた。そこには神の、人に対する大いなる期待が秘められている。神は、人がその期待にこたえることができるように、すべてのものを創造された後に、人間をお造りになったのである。そのような人間が、ただ悪いことをしないだけでは、神の前に正しいとは言えない。神のみこころにかなうような生き方をして、はじめて、神の前に正しいと言えるのである。あなたの目標は悪いことをしないことではなくて、神のみ旨に従って生きることである。神は今日、あなたにそれを求めておられる。
―榎本保郎著「旧約聖書 一日一章」より抜粋―

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