【みことばの黙想】『信仰に立って』テサロニケ人への手紙第一3章1~13節

「あなたがたの信仰による慰めです。」3:7
テサロニケの教会は、パウロが第二次伝道旅行で訪れた時に誕生した。しかし、ねたみにかられたユダヤ人たちによって迫害を受け、パウロの一行は、テサロニケを離れざるを得なくなった(使徒17:1~15)。一か月未満の短い宣教期間に生まれたテサロニケ教会が信仰を保っているかどうか見たいと願い、パウロはテモテを遣わした(1~5節)。
テモテは良い知らせを持って帰ってきた。テサロニケの人たちは、信仰と愛に堅く立っていたのである(6~9節)。この手紙は、パウロがコリントで宣教しているときに書かれた手紙であるが、その地でも激しい反抗に遭い(使徒18:1~17)、苦悩と苦難の中にあった。そのような中でのテサロニケ教会の良き知らせは、パウロを慰め、信仰の励ましとなった(7~9節)。キリストの中に…キリストとともに…実に信仰とは、キリストにあることだ。主にあって堅く立つことである(8節)。信仰によって生きる人は、キリストによる慰めと励ましを与える。私たちが与えることのできる最も良いものは、うちにおられるイエス様である。この方に委ね、この方の豊かさを流すことで、互いの信仰が養われる。

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