【みことばの黙想】『しるし』エゼキエル書9章1~11節

「すべての忌み嫌うべきことを嘆き悲しんでいる人々の額に、しるしをつけよ。」9:4
 バビロン帝国の侵攻によって、エルサレムの神殿が破壊された後、南ユダ王国の民の多くは、バビロン帝国に捕囚として連れて行かれた。その中に、祭司であったエゼキエルもおり、捕囚から5年目に、預言者として召命を受けた(1:1~3)。8章で、霊的指導者たちが偶像礼拝をする場面を見せられたが、9章では、主が彼らの罪をさばくため、御使いたちを遣わし、罰する様子を見せられた。御使いのうち6人が、刑を執行するための武器を持ち、1人が亜麻布の衣をまとい、腰に書記の筆入れを付けていた(2節)。この者は、「すべての忌み嫌うべきことを嘆き悲しんでいる人々の額に、しるしをつける」役目を任されていた(3,4節)。額にしるしをつけられた人々は、さばきを免れた(6節)。
門柱と、かもいに子羊の血を塗った家は、死から免れたように(出エジプト12:21~28)、神様は、しるしをご覧になって、さばきを過ぎ越される。私たちはイエス様の血によって、罪のさばきである永遠の死から解放された。In Christ(キリストにある)。私たちはキリストを着ている(ガラテヤ3:27)。何ものも、私たちを罪に定めることはできない。

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