【みことばの黙想】 『主に愛されている者に』ダニエル書9章1~23節

「あなたが特別に愛されている者だからだ。そのみことばを聞き分けて…。」9:23
メディアの王ダレイオスの元年に、ダニエルは、預言者エレミヤのことばによって、70年の捕囚が終わり、イスラエルの帰還が近いことを悟った(2節)。そのため、民が悔い改め、主があわれみを示してくださるように祈っていたが(3~19節)、御使いガブリエルがダニエルを「悟りによって賢明にさせようと」訪れた(22節)。それは「一つのみことば」(23節)、すなわち神様が隠しておられる秘密を、ダニエルに明かすことによってであった。なぜ神様は、ダニエルにご自身の秘密を明かされたのだろうか。それは「あなたが特別に愛されている者だからだ。」(23節)。神様は愛する者に奥義を教え、その秘密を共有したいと願っておられる。神様は「将来と希望を与える方」である(エレミヤ29:11)。目に見えることで一喜一憂せず、神様の約束を信じ続けるように、折に触れて、みことばの奥義を語られる。それを悟ることができる方は聖霊である。内におられる主の御霊により、主との交わりを深めていくなら、みことばの真理と奥義の説き明かしを受ける。そのとき、主に特別に愛されていることに気がつくだろう。

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