【みことばの黙想】『光に照らされて』民数記8章1~4節

「七つのともしび皿が燭台の前を照らすようにしなさい」8:2

燭台のともしびによって、聖所の中は明るく照らされた。香の壇、備えのパンの机、垂れ幕など、聖所の中にあるすべてのものが光に照らされて、神様の臨在を現わした。燭台のともしびは、光なるお方、イエス・キリストの象徴である。キリストの光に照らされるとき、人は自分の本当の姿を知る。キリストだけが自分を救う方だと知った者は、主の光に照らされて、神の国を生きるようになる。神の国にあるのは「聖霊による義と平和と喜び」である(ローマ14:17)。ともしび皿には油が注ぎこまれており、火をともし続ける。私たちに注がれた聖霊は、キリストの栄光の御霊である(ヨハネ7:39)。聖霊は、私たちが主の臨在にとどまるように導かれる。私たちが主の栄光を現して生きるためには、聖霊の助けが不可欠なのである。私たちの内にある主への愛と情熱は、聖霊の油によって燃やされる。その火はキリストの光を輝かすのである。「光は闇の中に輝いている」(ヨハネ1:5)。この世はキリストの光を必要としている。クリスマスのこの時、私たちからキリストの光が輝き、世を照らしますように。

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