「あなたがたは、キリストにあって満たされているのです。」2:10
コロサイ人への手紙の主題は、「キリストがすべて」、あるいは「キリストにあってすべて」という言葉で表現できよう。その内容は次の三つに要約できる。
まず、私は、キリストの割礼…十字架のメス…によって、新しく生まれ変わり、切り離された(ローマ6:6,7)ということであり、次は、切り離された古き人は、キリストとともに墓の中に葬られ、私の罪の清算は済んでしまった。そして、第三点目は、キリストとともに復活している(12節)ことである。
律法の負債から自由にされ(14節)、キリストにある勝利者となった(15節)。
罪と律法を通して、私を支配していたサタンが敗北したためである。
―堺福音教会発行「そよ風の吹くころ」より抜粋―