【みことばの黙想】 『しるしの虹』創世記9章8~17節

「わたしは雲の中に、わたしの虹を立てる。」9:13
40日40夜降り続いた大雨による大洪水で、ノアと、彼とともに箱舟に乗ったものたち以外、地上の生けるものすべてが滅ぼされた(7章)。洪水後、神様は、ご自身と地上との間の契約のしるしを与えられた。それが虹である(13節)。虹は雨上がりの晴れた空に見ることができる。虹は、太陽の“白い光”がたくさんの雨粒に屈折や反射をしてできる。太陽の“白い光” のうちに虹の全部の色彩が存在するが、その“白い光”が雨粒の中に入ると曲がる。その曲がり方の違いで、いろいろな色に分かれて見える。雨粒の量が多ければ多いほど、虹の色彩の多様性と美しさを観察できるのである。教会はキリストのからだである。一つ一つの雨粒の中に“白い光”が入るとき、美しい虹となるように、一人一人がキリストの光に照らされ、従っていくとき、キリストの栄光を反映していく(Ⅱコリント3:18)。神様は、雨粒のような多くの人々からなる教会を通して、ご自身の栄光を現されることを喜びとされる。私たちはキリストによって召し出され、キリストにあって一つとされた。世を照らす光はキリストだけである。神様は虹によって、キリストにより集められた神の子どもたちが現わす神の栄光を、天からのしるしとして、ノアたちに証しされたのかもしれない。

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