【みことばの黙想】『信仰の原点に立つ』創世記35章1~15節

「立って、ベテルに上り、そこに住みなさい。」35:1

 シェケムでの、息子たちの残虐な復讐の行為によって、シェケムの人々から仕返しされる危険を感じ、行き詰ったヤコブに対し、神様は、シェケムを去ってべテルに行くように仰せられた(1節)。べテルは、神様が初めてヤコブに現れ、彼が主の臨在を体験した場所である(28:11~19)。ヤコブにとって、信仰の原点と言える場所である。私たちにとっての信仰の原点は、イエス様の十字架にある。「異国の神々を取り除き、身をきよめ、衣を着替え」(2節)…私たちの古き人は主とともに死んだ。主の血潮によってきよめられ、キリストを着たのである。私たちは今、神の子どもである。神様は神の子たちとともにおられる。苦難の日に答え、ともに歩んでくださっている(3節)。十字架のもとに立ち続けよう。そこで私たちに与えられている約束を、確認するのである。ヤコブはべテルで、約束を再度、語られた(11,12節)。彼は、約束を果たされる真実な神様の御前で礼拝した(14節)。私たちには、御国を受け継ぐ約束が与えられている。その約束の実現を、御霊が保証してくださる(エペソ1:14)。私たちはすでに天にある。天の礼拝をささげよう。自らを進んで献げ、御霊とともに。キリストは、私たちのすべてなのである。

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