【みことばの黙想】 『子羊の血によって』出エジプト記12章1~14節

「わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。」12:13

神様は、エジプトに九つの災害をもたらされた(7~10章)。それでもなお、イスラエルがエジプトを出ることを、頑なに拒否するパロに対して、最後の災いをもたらされた。それはエジプト全土の、人から家畜に至るまでの初子が死ぬという災いであった(12節)。神様は、イスラエルとエジプトを区別され、イスラエルの初子が死なないようにされた。その方法は、傷のない一歳の雄の子羊をほふり、その血を鴨居と門柱に塗ることであった(5~7節)。主がエジプトを打つために行き巡られる時、その血を見て、災いを過ぎ越される(12,13節)。生と死を分けたのは、ほふられた子羊の血であった。この出来事は、イエス様の十字架の贖いを指し示すものである。私たちが受けるはずだった死の刑罰を、イエス様が身代わりに受けてくださった。イエス様が流された血潮によって、神様は、私たちの罪を過ぎ越してくださったのである。血はいのちである(レビ17:11)。私たちはイエス様の血によって、死からいのちへと移された。イエス様の血は、すべての罪から私たちをきよめる(Ⅰヨハネ1:7)。イエス・キリスト以外に救いはない(使徒4:12)。

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