【みことばの黙想】  『主の栄光の現れ』レビ記9章7~24節

「すると主の栄光が民全体に現れ…全焼のささげ物と脂肪を焼き尽くした。」9:23,24
祭司職のために聖別されたアロンとその子らは、初仕事として、祭司を代表する大祭司アロンと、イスラエルの民のための贖いをした(7~21節)。主が命じられたとおりを行った後、モーセとアロンが会見の天幕に入り、そこから出て来て民を祝福すると、主の前から火が出て来て、祭壇の上の全焼のささげ物と脂肪を焼き尽くし、主の栄光が現わされた(23,24節)。「焼き尽くした」と訳されている原語の直訳は、「食べ尽くした」となる。つまり神様は、祭司と民のささげ物を受け入れられたのである。イエス様が十字架にかかられたとき、至聖所の幕が上から下まで真っ二つに裂けた(マタイ27:51)。これは父なる神様が、御子ご自身という全焼のささげ物を、受け入れられたことを表している。御子が、すべての人の罪の贖いの代価としてささげられたことにより、信じる者はみな、神に受け入れられ、大胆に恵みの御座に近づくことができるようにされた。イスラエルの民が主の栄光の現れを見て、喜び叫び、ひれ伏したように(24節)、霊とまことによる礼拝が、主の栄光をもたらし、私たちの信仰と献身を新たにするのである。

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