【みことばの黙想】『ヨシュアが求めた町』ヨシュア記19章49~51節

「ヨシュアが求めた町…ティムナテ・セラフを彼に与えた。」19:50
イスラエルの全部族の相続地の割り当てが終わった後、民はヨシュアに対して、望む町を相続地として求めるように申し出た(49節)。イスラエルを導いてきたヨシュアへの功労に、感謝を表したのである。ヨシュアは、エフライムの山地にあるティムナテ・セラフを求めた(50節)。ティムナテ・セラフとは「太陽の部分」という意味で、太陽崇拝が行われていた地であった。「隅々まであなたのものにしなさい」(17:18)、「主があなたがたに与えられた地を占領せよ」(18:3)と、ヨシュアは民に命じてきた。この地はすでに、主が与えてくださっているという約束に立ち続けたのである。「占領すべき地は非常にたくさん残っている」(13:1)との主の声に聞き従い、偶像崇拝の地ティムナテ・セラフを占領し、「町を建てて、そこに住んだ」(50節)。偶像礼拝の町から、まことの神を礼拝する町に再建したのである。このときのヨシュアは80歳を超えていた。全地は主のものである。罪により敵に奪われたが、主の十字架が奪い返した。私たちの日本も、獲得していない地がたくさん残っている。主が完成されたみわざに目を留め、この国を教会に与えてくださるように、大胆に求めていこう。私たちの年齢や現状を超えて働かれる、偉大な主を信じて。

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